だしの話

2011年05月30日(月)

どーも☆一戸です!

ついに梅雨入りしてしまいましたね!
去年より17日も早いんですって。
自転車通勤者には厳しい季節となりました。
平年だと愛知県の梅雨明けは7月21日頃とか。
まだまだ雨とは仲良くつきあっていくことになりそうです。


先日うま安の大将に紹介してもらって、かつお節を扱っていらっしゃる節半商店さんで、「だし」について勉強させてもらいました。節半商店さんでは、お店でかつお節を削っているので、かつおのいい匂いがお店中に立ち込めていました。

画像(320x240)・拡大画像(500x375)

カツオを削るカンナがずらり

かつお節といえば、ひらひらしたものを思っていましたが、それは削り節と呼ぶのだそうです。

削り節の素は乾燥させたカツオの節にカビをつけてさらに水分を抜いて作られるものだけだと思っていましたが、
それは「本節」といい、それを削ったものは「かつお節削り節」と呼ばれ、
一方、カビ付していない節は「荒節」といい、
それを削ったものは「かつお削り節」または、花かつおと呼ばれるそうです。

画像(240x320)・拡大画像(375x500)

これが「花がつお」

画像(320x239)・拡大画像(550x412)

花がつおの素「荒節」

少しややこしかったでしょうか…。

節半商店さんでは、さばや宗田カツオの削り節も取り扱っています。

サバの削り節は花がつおと比べて色が黄色がかっていて、サバ節そのものが魚っぽい味がしました。煮物に使ったり、カツオの削り節とミックスして出汁を取る方が多いそうです。

画像(320x240)・拡大画像(501x376)

真ん中はサバの削り節

こちらは宗田カツオの削り節。
とても濃い魚のにおいがします。

画像(256x320)・拡大画像(481x600)

宗田カツオの削り節

これは宗田カツオの厚削り。

画像(256x320)・拡大画像(480x599)

ピンぼけ気味ですみません。

これは本節の糸削り。

画像(256x320)・拡大画像(480x599)

色が薄くてきれいでした

人それぞれ好みが分かれるそうですが、
節半商店さんにダシの取り方のアドバイスをお聞きしました。

まず、昆布を沸騰する直前まで煮だした後、取り出し、
びっくり水を少し入れ、沸騰を止め、
再び沸騰したら、削り節を入れます。
目安としては、1Lに対し50gくらい。
ケチらないのがポイントだそうです!

煮だす時間はお好みで、
濃いのが好きな人は長く、魚臭さが苦手な人はさっと煮出したら、
絞らず、ネル生地で濾すとさらに良いそうです。
お店の方は煮切ったみりんと醤油、ダシを1:1:4であわせて麺つゆとして使っていて、ダシの量を調節して天つゆや割りしたなどいろんな料理に使えると教えていただきました。

早速試してみなくては!
と、削り節を大量購入☆

色々教えていただいた上に、おまけまでしてもらいました!
削り節を最近使い始めた私にとって、とても勉強になりました☆
ありがとうございました!


節半商店さんでは、FAXなども注文をお受けしています。またお中元やお歳暮のセットなどもご用意できるそうです。

大切な方への贈り物や、普段よりも丁寧な料理を作りたい方にお勧めです!

☆お店の名前はこちら☆
節半商店
電話 059-365-0106

2011年05月30日(月) 08時39分 :お仕事について

ページトップへ